気狂いピエロ(1965)
上映時間:109分
監督:ジャン=リュック・ゴダール
出演:
ジャン=ポール・ベルモンド
アンナ・カリーナ
グラツィエラ・ガルヴァーニ
ダーク・サンダース
ジミー・カルービ
映画的文法に基づいたストーリーというものはなく、既成の様々な映画の要素を混ぜ合わせ、光・色・音等を交差させて、引用で組み立てられた作品。「勝手にしやがれ」のジャン=ポール・ベルモンドを主演にして、ただただ破滅へと向かってゆく主人公の姿を描いた本作は、今にしてなおファンの間では“伝説”とされる、最も過激で刹那的なアナーキー映画である。
まさにゴダールの世界だ。彼は1961年にアンナ・カリーナと結婚したが、以降アンナの主演作品を多数手がけている。政治的なテーマや題材を取り上げた作品も多い。スキャンダルや謎の多い人物だが、特色のある作品には注目すべきものが多い。